| 「国体記念歌」 |
| 天川貴之 |
| ただ文の 生命の音楽 奏でれば いかなる境 居ても浄土よ |
| さわやかだろう バレーボールを やる選手
昔コーチの云う 今 噛みしめる |
| 打者の球 抑え捕るかな 鳳凰の 陽の光さす 完封予感 |
| 少年の 日の呼吸こそ 純粋に 空の青さを 吸いて飛びゆく |
| 団体の バレーのために 来たる人 すれちがう時 顔の輝く |
| 若さこめ 飛びて喜ぶ 姿みて 秋の祭りを 想う夕べや |
| 無為の人 何の役にぞ 立つものか しかし 文には 生命の宿る |
| ただ無為に 手まりつきつつ 子供みる 彼の心で バレーを眺む |
| ただ六人 すべてを分かつ 友の居て 呼応をしつつ チーム組みたし |
| 高知という ただそれだけで なつかしむ その人近く なりたく念う |
| いつも違う 体育館にて 全国の バレー選手の集う 晴けさ |
| 悩みなど 吹き飛ばせるる 人々の 生きる力の 確かさ観れば |
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