巻頭詩
目次
まえがき

〔注文する〕
「精神的ジャパニーズドリーム」
   〜理念の革命〜
・ 天川貴之 著
・ 文芸社
・ 1999年9月9日発行
・ 定価 : 本体 1400円+税

ー日本には日本独自の夢があり理想があるー
  夢の中に永遠がある。夢の中に無限がある。
  新しいミレニアムの時代のビジョンがここにある。
巻頭詩

   ジャパニーズドリームとは、世界の夢である。
   三千年の永きにわたり、この日本の国は、
   大いなる神秘の国として、世界に語り継がれてきた。
   今、時代の大転換期にあたり、
   この日本の国より、新しき時代精神が生まれる。
   新しき地球の夢の華を咲かせるために、
   はるかなる天上より、華の種子として、
   この地に降り立ちたる数多くの天才達が、
   その夢の萌芽を限りなく生長させ、
   大いなる神国の花園を飾る、
   かけがえのない一つ一つの大輪となるように、
   心の底の底よりの、切なる愛の念いを投げかける。
   この神秘の国の、地球的開闢の時期は来たのだ。


□■ 目次 ■□
巻頭詩 
まえがき 
序 「現代を生きる精神によせて」
第1部 「真」なる夢の実現者達へ
1.

3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.

「新時代の哲学者によせて」
「新時代の学生によせて」
「新時代の学者によせて」
「新時代の政治思想家によせて」
「新時代の経済思想家によせて」
「新時代の法思想家によせて」
「新時代の歴史家によせて」
「新時代の医学者によせて」
「新時代の心理学者によせて」
「新時代の科学者によせて」
第2部 「善」なる夢の実現者達へ
1.

3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.

「新時代のモラリストによせて」
「新時代のビジネスマンによせて」
「新時代の起業家によせて」
「新時代の経営者によせて」
「新時代の発明家によせて」
「新時代のマルチメディアクリエーターによせて」
「新時代の宗教家によせて」
「新時代の政治家によせて」
「新時代の教育者によせて」
「新時代の志士によせて」
第3部 「美」なる夢の実現者達へ
1.

3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
「新時代の芸術家によせて」
「新時代の詩人によせて」
「新時代の映画監督によせて」
「新時代の小説家によせて」
「新時代の音楽家によせて」
「新時代の画家によせて」
「新時代の批評家によせて」
「新時代のスポーツマンによせて」
「新時代の女性によせて」
「新時代の天才教育家によせて」
結 「理念の革命」 〜精神的ジャパニーズドリームの実現〜
あとがき

 「まえがき」
 かつて、アメリカンドリームの精神的支柱として、エマソンという思想家が活躍された。エマソンは、アメリカの時代精神となって、高らかにアメリカ人の「自己信頼」と「積極的精神態度」と「自己内在の無限力」を謳いあげられ、「大いなる夢」に向けて、万人の精神性を無限へと解き放たれた。

 彼はその中において、アメリカの伝統的な宗教性に基づきながら、限りなく普遍的な「神」の精神性への回帰を訴えかけられた。すなわち、アメリカンドリームとは、その根底において限りなく普遍的な宗教性と確固とした精神理念を基盤にして開花した人間精神の光明の華であるということもできるのである。

 新時代に向けて、今の日本に最も求められているのは、本当の意味での新しき日本精神の源となるに足る思想であり、日本独特の理念を限りなく普遍化できる思想であると思う。

 そしてこれより後、日本に、今までの物中心のジャパニーズドリームではなくて、限りなく精神性の高いジャパニーズドリームがおこってゆく上で最も大切なことが、その土台となる根本理念と根本思想を提示することであると感じている。

 故に私は、かかる新時代の到来を高らかに告げ知らせる思想家として、また、新しい精神的ジャパニーズドリームの時代を告げ知らせる思想家として、日本の春の時代の到来を高らかに謳いあげることを「天命」として感得して、この書を著述させていただいた。

 この新しき精神的ジャパニーズドリームのビジョンは、潜在せる理念として万人の心の内に既にあり、多くの方が多かれ少なかれ感じとっておられるものであると確信する。そして、万人の心の内にある所の唯一無二の個性的理念に向かって、その大いなる夢を開花させていただきたいという切なる愛の念いをもって、渾身の力をこめて本書を綴った。

 これより必ずや、新しき精神的ジャパニーズドリームの光明の大輪が最高最大最強最深最至に咲いてゆくことを、大いなる悦びと希望に満ちて待望する。
  

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