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| 光明メッセージ | |
| Japanese Dream Realization | |
| 諸君よ、「かくあるべし」という理念を大切にしてゆこうではないか。それは、「かくある」という現象の内に実現してゆく価値であるといえるのである。「かくあるべし」という価値の源は、叡智界にこそ実在しているのである。叡智界に参入する神秘的直観、もしくは、理性的思索によって、理念というものは、「かくあるべし」の価値として、地上にもたらせられるといえるのである。
その意味において、真なる哲学者というものは、現象の内にあって現象の内におらず、現象の背後にある所の叡智的法則を発見し、認識し、顕現させてゆくものであるといえるのである。その限りにおいて、理念というものは、理性によって「考えられる」だけのものではなくて、真に認識される天上のイデアであるといえるのである。イデアがイデアであるという実感は、イデアの光明によって自覚し、共有することが出来るのである。 天上のイデアとしての理念というものは、その意味において、究極の実在である。そして、独特の価値の源泉であるといえるのである。すなわち、イデアとしての理念こそ、真なる実在であり、善なる実在であり、美なる実在であり、聖なる実在であるといえるのである。 イデアとしての理念を真に認識する者こそ、真なる理性であり、本来的理性であるといえるのである。何故ならば、イデアとしての理念は理性的実在であり、同じ性質をもつ理性によって、自然に発見されるものであるからである。 光が光に呼応するように、理念は理性に呼応するのである。かかる性質としての理性こそ、高次な認識能力の源となるものであって、良心の源泉であり、神性、仏性であるといえるのである。イデアとしての理念を確固として定める所から、真なる理念哲学がはじまってゆくといえるのである。 |
| 《光明祈念歌》 | ||||||||
| 晴れ渡る | ||||||||
| 空を仰ぎて | ||||||||
| 心観る | ||||||||
| 同じく晴れる | ||||||||
| 時のいとしさ | ||||||||
| (貴) | ||||||||