JDR公開理念情報

 「義塾メッセージ」
Japanese Dream Realization





「情と理と良識と決断力と実行力を培ってゆけば人格の尊厳が育まれてゆく」



 塾生諸君に述べておきたい。情と理と良識と決断力、実行力を培ってゆくということは、真なる人格を探究し、真なるリーダー像を探究してゆく上で、大切な徳目である。

 この中で、特に、情としての心や、精神や、魂を培ってゆかなければ、人間として、あらゆることが虚しいものになってしまうであろうし、そこに、文化的営みなど、そもそも生まれてこないであろう。しかし、良識に基づいて、自分自身で思索をしてゆくという良き習慣を培ってゆかなければ、真なる自主性と協調性、積極性のある判断力を育ててゆくことは出来ないであろう。

 その意味において、良識に基づいて、自らの理性によって、筋道立った思考が出来ることを尊重してゆく教育こそ、真なる理念(イデア)教育であり、同時に、理念(イデア)教育そのものとしての実学教育の本質であるといえるのである。

 さらに、具体的決断、具体的実践にあたっては、限りなく、天地人に対して、心を空しくしてゆく精神態度をもってゆくことが、自然な徳を育み、天の栄光を、人を通して、地上に無限無数に顕現してゆくことになってゆくであろう。

 人間は、本来、有限な「理性的実存」であるけれども、同時に、「理性的実存」である限りにおいて、大いなる無限者と、本来、一つにつながっているものなのであるから、常に、謙虚に、柔軟に、素直に、自己内奥の理性、神性、仏性、良心、良知を磨きつづけてゆけば、「理性的実存」としての、真なる勝利と成功と繁栄と健康と大調和の世界を、心の内にも、心の外にも、真に育み、築いてゆくことが出来るのである。

 真なる善き教育のもとに、あらゆる面において、すべては善くなってゆくしかないのである。



〔義塾光明祈念歌〕
パンテオン
    七つの丘の
    コスモスの
 黄金の
      華
    法の精神
(貴)



[ 2001年10月2日 ]



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