JDR公開理念情報

 「義塾メッセージ」
Japanese Dream Realization





「十七条の徳目を円相の徳として修めてゆけば一つ一つの徳目が大調和の徳となってゆく」



 塾生諸君に述べておきたい。「慎重さ」と「手堅さ」と「柔軟さ」という徳目は、真なる「剛さ」を探究してゆく上で、大切な観点であるといえるのである。

 真なる「剛さ」の中に、「大調和」という「理念(イデア)」を積極的に拝み出してゆけば、「剛さ」そのものが、「不和」の源となることなく、「剛さ」によってこそ、真なる「和」が保たれ、真なる「和」によってこそ、真なる「剛さ」が保たれ、「十七条の徳目」が、相矛盾することなく「統合」され、同時に、「個性の開花」がなされてゆくといえるのである。

 その意味において、「十七条の徳目」のそれぞれを、一つ一つ丁寧に磨き、精進を重ねながら、その一つ一つの徳目が矛盾しないように、常に、「中」の立場を探究してゆきつづけることが、真なる哲学的精神の真骨頂であり、真なる学徳精神の真骨頂であり、真なるリーダーの「器」づくりの真骨頂であるといえるのである。

 このように、一つの徳目(分野)を深く穿ってゆけば、あらゆる諸徳に通じてゆくことも真理であり、同時に、あらゆる徳をそれぞれに修得してゆくことも、一つの徳目(分野)を深く穿ってゆくことになることも真理であるといえるのである。

 故に、自らの「道」として、得意な、天性のある長所を発見し、徹底的に伸ばしてゆくことを通して、あらゆる分野に学び、あらゆる分野に「実在」している「理念(イデア)価値」を礼拝し、修得しつづけてゆけば、真なる友愛の輪、真なる同志的連帯の輪、真なる明朗親和の輪が広がってゆき、その「大調和」の徳によって、「独立自尊」「自主独立」「自己信頼」の大道を、光明一元の王道として歩みつづけてゆくことが出来るのである。

 あらゆる面において、すべては善くなってゆくしかないのである。



〔義塾光明祈念歌〕
ヘレニウム
    悦びの
   色
    黄金に
   修道の徳
        賞でり
       真空
(貴)



[ 2001年9月28日 ]



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