「義塾メッセージ」
Japanese Dream Realization





「国際的武士道精神をもって諸政策を断行してゆけ」




 塾生諸君に述べておきたい。「国際的武士道精神」をもって、国家のために何が出来るのかということを常に考えてゆきなさい。地球のために何が出来るのかということを常に考えてゆきなさい。そのためにこそ「学問」があり、自分自身の「器」創りがあり、「同志」を募り、普段から、深く、広く、高く、交流を保っておくことが肝要なのである。

 真なる「国際性」をもっているということは、真なる「日本精神」をもっているということであり、真なる「日本精神」をもっているということは、真なる「国際的武士道精神」をもっているということなのである。日本人としての「伝統精神」をあらゆる面において尊重してゆくということは、真なる「国際的日本人」として、全地球に対して、過去現在未来を通して真に貢献してゆくということである。

 「国際的日本人」として真に生きてゆくということは、世界経済の観点から日本国の経済を考え、日本国の経済の観点から世界経済を考えてゆくということであり、両者のバランスをとりながら、「自他一体」に生かし合う最善の道を、慎重に、かつ幅広く、かつ勇断をもって選択してゆくということなのである。

 真なる武士道精神というものは、「公」に貢献することを通して「私」に貢献し、「私」に貢献することを通して「公」に貢献してゆくということであり、それ故に、「公私一如」「官民一如」に活かしてゆく大道であるといえるのである。

 真なる「大いなる夢」の実現を通して、「剛さ」のある「自己」を育み、真なる成功、勝利、繁栄を通して、多くの人々に貢献し、日本国に貢献し、地球全体に貢献してゆくことこそ、「国際的武士道精神」を体現した「代表的日本人」の生き方であり、王道であり、日本国に、精神的ジャパニーズドリームの太陽を物心共に昇らせてゆく大道であるといえるのである。

 真に新生日本ルネサンスの時代、新生地球ルネサンスの時代を、一人一人の「自主性」のある「決断力」「実行力」「情熱」「積極性」の集積によって真に開拓してゆく「新時代」が真に到来したのである。あらゆる面において、すべては善くなってゆくしかないのである。




〔義塾讃歌集〕
義士祭
 や
春眠
 覚ます
  鐘の
   声
  久遠
  の
  色に
  空相の
  虹
(貴)           .



[ 2001年4月26日 ]



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