「法メッセージ」
Japanese Dream Realization

「我執から『無我』『空』の大愛の志へ」

ＪＤＲ総合研究所　代表
天川貴之

「自分が」「自分が」という心も我執である。これを少なくして、「無我」の境地に到ることである。そうすれば、「涅槃寂静」の境地になってくるのである。 　「自分が」「自分が」という我執を少し抑えてみることである。そして、他者の立場、真理の立場に立って、よく考えてみることである。 　このような「自分中心主義」を改めてゆくことも大切である。そのための愛と感謝と智慧なのである。 　心から、愛の心、祝福の心を持つことである。愛する者は、愛されるのである。祝福する者は、祝福されるのである。 　「自分が」「自分が」という心を持たなかったら、幸福の境地へと到るのである。そして、人々のため、世の中のため、日本のため、世界のためになることを考えることである。 　「無我」の内に、大志を持つことである。大いなる志を持った志士となることである。それはまた、大愛の人となるということでもある。 　国を益することである。国を憂うことである。地域社会を大切にすることである。街を大切にすることである。コミュニティーを大切にしてゆくことである。 　このような無我の大愛の下に、人は幸福になってゆくしかないのである。故に、法の真理、仏法は、「無我」「空」を説くのである。 　よくよく我執を虚しくしてゆくことである。そして、人々のため、世の中のために役に立ってゆく志を、高く高く掲げてゆくことである。