短詩


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 短詩小品集 
Japanese Dream Realization





白鷺の城


〜炎を掲げながら〜



白鷺の城に

月の光が天降る

夜の闇に時間が降る

夜の闇に空間が降る

眠っている間に

絶対無の光が掲げられる

絶対無の光は石となり

木となり 花となり 実となり

大自然を創造しつづけてゆく

幾千幾万の武士が

常時 城を守り育てている

剣の内に 自他一体に

活かしてゆく炎を掲げながら

大宇宙の舟を運んでいる

一人一人の魂を守り導きながら

一刻一刻の生命の光を

永遠普遍に 歴史として

遺してゆく



〔光明祈念句〕
白鷺の
城に
守武忌の祈り
         (貴).