理念情報

 「哲学的コラム」
Japanese Dream Realization



「『減税による繁栄』という時代精神について」



JDR総合研究所 代表
天川貴之




 アダム・スミスの経済学の根本は、「小さな政府」に基づく減税である。ラッファーの経済学の根本も、「小さな政府」と減税である。

 例えば、憲法にも明記されているように、土地の私的所有権を基本的権利として尊重して、土地売却時において3分の1も税金を取るのではなくて、減税をして、自由な不動産取引を促し、私有財産を尊重することは大切である。

 また、株式投資においても、有価証券に対する私有財産権の尊重をしてゆくこともまた、繁栄の根本である。有価証券取引益に対する減税をしてゆけば、活発な証券取引による繁栄の社会国家を創ってゆけるであろう。

 アメリカのトランプ政権においても、「小さな政府」の理念に基づき、国家財政の黒字化と、個人の私有財産権の尊重をしているのである。これは、日本国においても強調されるべきことである。

 また、食費などの物価高に対しては、消費税の減税などが有効である。さらに、所得税の減税も大切である。

 このように、「減税政策による繁栄」という共通路線は、アメリカのトランプ政権と日本国の政権の採るべき共通の使命なのである。それは、或る意味、「時代精神」である。

 減税によって国民の豊かさを尊重し増大してゆくことこそ、日本国の財政政策の第一の眼目なのである。





このホームページのトップへ 


「『減税による繁栄』という時代精神について」 に対するご意見・ご感想などございましたらご遠慮なくお寄せください。
ご意見・ご感想はこちらから