理念情報

 「哲学的コラム」
Japanese Dream Realization



「恋愛と詩歌と文学と哲学と持続する友愛について」



JDR総合研究所 代表
天川貴之




 恋は理屈ではない。恋は二年で終わるという人もいる。しかし、また、愛なき恋は不毛であるとも云う。

 愛は持続である。真なる愛は永遠に近い力を持つものである。ロマンスは、人生の彩りである。ロマンスのない人生は、彩りに欠けるであろう。

 さらに、ロマンスは、ナポレオン・ヒルが云うように、成功哲学の条件の一つでもある。

 ロマンスは、昇華されなくてはならない。何にか。それは、文学や哲学などにである。故に、真なる恋愛には、真善美聖が要るのである。文学や哲学が要るのである。真理が要るのである。

 このように、プラトニック・ラブに、哲学的愛、文学的愛にまで昇華されてゆくのが、本物の恋愛である。

 確かに恋は冷めるが、冷めた後でも続くのが、友愛である。哲学的愛は、永遠に続くものである。故に、恋愛は確かに感性的なものではあるけれども、本来、真なる恋愛は真理の顕われであるから、理性が大切であり、美学が大切なのである。

 詩歌や哲学にまで昇華された恋愛は、永遠に遺るのである。その恋が冷めても、その恋愛を通して創造された哲学と詩歌が遺ってゆくのである。

 芥川龍之介が云うように、詩歌にまで昇華されない恋愛は、本物の恋愛にはならないのである。故に、詩歌を創ってゆくことが大切である。その恋愛を永遠化するためにである。

 このように、真理を通して愛し合うことによって、その恋愛は永遠普遍の輝きを保ち続けるのである。





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