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|---|---|---|
| 「哲学的コラム」 | ||
| Japanese Dream Realization | ||
| 「『ありがとう』の哲学と光明真言について」 |
| すべてのすべてに感謝をするということは、すべてのすべてを許しながら活かし、真に愛するということである。真に感謝をしてゆけば、存在の実相が、実在そのものとして顕れてゆくのである。その意味において、存在即実相であり、実相即存在であり、この「即」とは、「統合」精神としての感謝の心であるといえる。そして、真なる感謝の心の内に、「個性の開花」としての実相が真なる実在として幸えてゆくのである。その意味において、簡単で幼児も実践していることが、大宇宙を貫く高度な哲理の真髄でもあるのである。 「ありがとう」という言霊(ロゴス)は、大宇宙最高の光明真言の一つである。そして、「ありがとう」という五文字の言霊(ロゴス)の中に、愛する愛も、活かす愛も、許す愛も、実在の愛も、救世の愛も、中心精神としての愛も、すべてのすべてが包括的に入魂されているのである。「ありがとう」には、自他一体に活かす天地人を貫く理法が現れているのである。 そして、その精神哲理は、過去を真に光明の過去とならしめ、未来を真に光明の未来とならしめ、現在を真に光明の現在とならしめ、「永遠の今」を真に創出し、すべてのすべてを真に幸えてゆくのである。 その意味において、「ありがとう」という光明真言は、「大和(だいわ)」の哲学の応用の第一の眼目であるともいえる。この「ありがとう」の五文字こそが、「素直さ」の哲理の真髄であり、「素直さ」の哲理の奥に、大自然、大宇宙の真理を観じ、幸えさせてゆく源であるといえるのである。 あらゆる存在は、「ありがとう」という真理を透過して、真に「実相」光明荘厳世界へと到るのである。これこそ、真なる奇跡の鍵である。「ありがとう」の「統合」精神こそが、真なる「一」(one)の精神の真髄であり、真なる「一」(one)の精神の幸えてゆく「所」に、天の栄光が天降り、すべてを善転させてゆくことができるのである。あらゆる面において、すべては善くなってゆくしかないのである。 |