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|---|---|---|
| 「哲学的コラム」 | ||
| Japanese Dream Realization | ||
| 「禅(ZEN)と数学的基底とIT革命について」 |
| かの白隠禅師は、「禅」(ZEN)によって病を治されたが、本来「禅」は、武士道の真髄の一つでもあり、あらゆる「道」の真髄の一つでもあり、あらゆるものの内にある病を治すことが出来る。もちろん、政治の病も、経済の病も、経営の病も、教育の病も、あらゆる病は本来根源において心の現れであるので、根本治療は「心」にあるといえる。
かのメニンジャー博士が指摘されているように、自分自身の潜在意識によって自己処罰している過程が、様々な社会現象として現れていると分析してゆくことも出来るし、潜在意識の観点から、様々な社会的病理を治し、さらに健康を増進してゆくことも出来るのである。すべてのすべては、天と地と人の関係であり、人と人の間は、すべて人間関係である。そして、すべての人の心が一つにつながっており、歴史を超えて、時空を超えて、つながっているのである。 かのユングの指摘されたような「集合的無意識」の領域が実在するのである。社会の表層は顕在意識で動いているが、社会の深層は潜在意識で動いているのである。その一つ一つを丁寧に根源的に分析し、治してゆくことは大切な医学的視点であり、教育的視点であり、経営的視点である。政治が本来「祭(まつりごと)」であるというのも、政治もまた、天地人の深い因縁の中で生かされ、動かされているものであるからである。 そのことを真に「悟」ることが、「禅」(ZEN)の視点である。「禅」の視点の「場所」が「無」であり、「ゼロ」であり、それは、数学的基底「プウ・ストウ」である。コンピューターメカニズムも、「ゼロ」の中に全てが実在している。全ての全てであるからこそ「ゼロ」であり、この「ゼロ」を禅(ZEN)によって悟り、武士道をもって真に活かした方が、新時代のIT革命の旗手となってゆかれるのである。 あらゆる面において、すべては善くなってゆくしかないのである。 |