理念情報

 「哲学的コラム」
Japanese Dream Realization



「革命的言動と秩序礼節を全うする志士道精神について」



 革命の本質とは、天の御心を尊重してゆくことにあるのである。天の御心に則った本来の秩序礼節を顕わしてゆくことが大切なのである。故に、ただ単に社会的立場が下の者が上の者に対して反抗することだけでは、真なる革命的言動とはいえないのである。天意あるものを天意あるものとして尊重し、本来の秩序礼節を全うしてゆくことこそ、真なる革命的言動である。

 それ故に、真なる革命の志士には、君子にふさわしい気品と風格、そして志士道精神が肝要なのである。故に、「克己復礼」の精神を常に心の原点に置き、「仁」「義」「礼」「智」「信」の五常の徳を中心に反省し内省しながら、正しい道を見極めてゆかなければならない。

 実現すべき対象が「天」意であるからこそ、限りなく己れを空しくし、真に人々を天に代わって愛する道とは一体何であるかということを、常に配慮してゆかなければならない。

 故に、「仁」をもって常に革命の徳となし、「義」をもって常に革命の徳となし、「礼」をもって常に革命の徳となし、「智」をもって常に革命の徳となし、「信」をもって常に革命の徳としてゆけば、真なる革命の精神と共に生まれるものは、大いなる徳に裏打ちされた大調和の世界しかないではないか。

 故に、真なる君子が、繁栄大革命の志士となり、繁栄大革命の志士が、真なる君子になることが出来れば、繁栄大革命は、その過程において数多くの英知の遺産を同時代の後輩に遺し、自己の人生そのものをもって、後世への最大遺物と成してゆくことが出来るのである。

 過去を潔く前後裁断し、新たに生まれ変われば、真白き大道が宏く拓けている。真白き太陽が、何をなすべきかを白日のもとに知らせているのである。

 あらゆる面において、すべては善くなってゆくしかないのである。



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