理念情報

 「哲学的コラム」
Japanese Dream Realization



「『生』と『死』と『復活』の後に新時代と新生日本が誕生する」



 かのイエス・キリストには、「十字架」の後に「復活」という一大光明劇があった。かの吉田松陰には、「刑死」の後に「明治維新」「近代国家日本建設」という一大光明劇があった。同じくJ・J・ルソーは、「告白」や「孤独な散歩者の夢想」という永いセリフの後に「フランス大革命」「新生フランス建国」という一大光明劇が顕現して一大叙事詩となるのである。

 J・J・ルソーが亡くなられたのは、一七七八年の七月である。六十六歳の時期である。そして、十一年後の、本来七十七歳になられるはずであった一七八九年七月にはフランス大革命が起き、ルソー迫害の光の反作用が明らかとなり、さらに十年後には、ナポレオンが君臨し、世界新秩序が築かれるようになるのである。

 このように、「自由 平等 博愛」の理念の象徴たる自由の女神も、「十字架」の後に「復活」し「新生」されたのである。それは、日本神話において、天照大御神が、「岩戸隠れ」の後に太陽神として「復活」し「新生」されたのと象徴的に似ている。

 さらに明治維新後の日本も、第二次世界大戦という「十字架」と戦後五十年という「岩戸隠れ」の後、「復活」し「新生」することによって、人類の一大光明劇を完成してゆくのである。

 そして、二十一世紀以降は、新天新地として、あらゆる悲劇を超えて、日本も、アメリカも、EUも、アジアも、イスラムも、アフリカも、すべてが地球人として、一つの生命として大調和の時代を迎えてゆくのである。

 人間はすべて、自由意志のもとに精一杯努力し、時には迷い、悟りと救済を求めてゆくものであるが、いずれ天の摂理にかなった時代に、天に救われ、その真価を顕わし、一大光明芸術を示現してゆく。天に生かされ、天に育まれ、天に恵まれ、天の摂理に、天の見えざる手に生かされているのである。

 故に、不撓不屈なる光明信念をもって、大いなる志をもって、自助努力の精神をもって運命を真に開拓しつづける者には、必ず一大光明芸術の女神が、大いなる勝利の女神として、大いなる成功の女神として、大いなる幸運の女神として微笑されるのである。

 あらゆる面において、すべては大調和裡に幸えてゆくしかないのである。



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