![]() |
||
|
|
||
|---|---|---|
| 「哲学的コラム」 | ||
| Japanese Dream Realization | ||
| 「『円相の哲学』と繁栄大革命の哲理について」 |
| 「革命の哲学」と「平和の哲学」というものは、本来矛盾するものではない。その鍵となるものが、「繁栄」という理念である。かの松下幸之助は、「繁栄」を通して平和と幸福を実現するという根本理念を説かれているが、「繁栄大革命」とは「平和大革命」であり、「幸福大革命」でもある。真なる繁栄を通して真なる平和と真なる幸福を実現してゆくことが、「繁栄大革命」の真髄なのである。 かの革命思想家といわれているJ・J・ルソーは、「サン・ピエールの永遠平和論抜粋」を著されたが、カントの「永遠平和のために」という論文を通して、幾世代か経て、国連の根本理念として具体的な形をとって顕現している。 故に、真なる「革命哲学」と真なる「平和哲学」とは真髄において一致し、新時代においては、これに加えて、「繁栄の哲学」「幸福の哲学」という理念をさらに帰一して、本来の「円相哲学」へと止揚してゆかなくてはならない。それが「だいわ大和の哲学」の根本理念である。 「一陽来復」の太陽の時代において、あらゆる分野、あらゆる所、あらゆる人々の内に「太陽革命」がおこってゆくことは本来吉兆であって、幸運の女神が微笑んでいることである。 そして、「太陽革命」の哲理の真髄は、「秩序礼節」や「法の精神」をふまえた上で、「自由、平等、博愛」の精神を実現してゆく所にあるのである。そして、太陽が徐々に、しかも確実に昇天してゆく様に、新時代の精神の太陽が、太陽の道を、中道中庸の道を、万象万物を慈しみ育てながら昇ってゆくことが大切である。 限りなく理念的なことが、実は限りなく現実的に大切であり、限りなく理念的なことが、実は限りなく現実を根本的に革命し、新たな生命を与えてゆくのである。日ノ本の国に昇る精神の太陽は、大いなる繁栄大革命の太陽として、精神的ジャパニーズ・ドリームの太陽として、新生日本ルネサンスの太陽として、人類の大調和の春の時代の到来を告げ知らせてゆくことであろう。 あらゆる面において、すべては善くなってゆくしかないのである。 |