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|---|---|---|
| 「哲学的コラム」 | ||
| Japanese Dream Realization | ||
| 「哲学的王者と精神の美について」 |
| 哲学を通して精神の美しさを磨いてゆくということは、ソクラテスやプラトンが発見されたエロスの道である。哲学の中には、本来、真も善も美も聖も、すべての要素が入っていたのである。 精神の美しさとは、哲学によって磨かれ、洗練されてゆくものなのである。崇高なる精神の美しさは、かのエーゲのマリンブルーのように、深い青さと透明感と麗しい清らかさと永遠の幸福感をもっているものである。 そして、魂の美しさを愛するということは、極めても極めても未だその奥があるものなのである。それはある意味で、地上の美醜を超越している永遠普遍の美しさである。 哲学によって魂を磨き精進された方には、崇高なる永遠普遍の王冠を天から授かるのである。そして、その美しさは、現実世界において、地上世界において光輝かせてゆく時期に、一大光明芸術を創造してゆくものなのである。 理念(イデア)の輝きこそ至宝であり、哲学者の真なる栄光である。そして、哲学者の成功と勝利の証である。この移ろいゆく影の如き地上世界において、永遠普遍なる叡智の輝きを、崇高なる精神の美しさとして光を掲げえた者こそが哲学的王者である。それは、必ずしも地上的な立場に関係するものではない。すべてを超越して、しかもどのような立場においても光り輝かせうる天の栄光である。 かつてギリシャローマに光輝いた天の栄光は、この青き富士の国にも、そして、すべての民族や国家にも、哲学的光明として、叡智的光明として降り注がれてゆくことだろう。 あらゆる面において、すべては善くなってゆくしかないのである。 |