理念情報

 「哲学的コラム」
Japanese Dream Realization



「二十世紀の総決算と新生日本の希望について」



 二十世紀を振り返ってみると、人間も、世界も、そして日本も、一度理念(イデア)、心、魂、神を見失い、そして、再びフエニックスのように理念(イデア)、心、魂、神を再発見し、再興させた時代であるといえるかもしれない。

 理念(イデア)、心、魂、神を見失うことが、どれ程自分自身の真なるアイデンティティーを見失い、中心軸を見失うことになるのかということを、実感した時代であったといえるだろう。

 そして、健全な自由主義や、民主主義や、科学技術の土壌の中に、理念(イデア)、心、魂、神について語る哲学、宗教、芸術等の文化が成熟していなければ、どれ程危ういものになるかということも、歴史の教訓として得たものであるといえよう。

 そして、この百年の歩みの中で、日本が全世界に、全人類に対して提供してきた貢献は、圧倒的にプラスのものが大きいと、自然に認められるようになってきたのではないかと思われる。日本が数千年の歴史の中で醸成してきた文化の蓄積の中には、数多く全人類に貢献すべきものがあるということを、日本は、二十世紀中に、全人類に対して、希望の燈台として掲げることができたと確信する。

 私達は、日本が掲げうる日ノ本の国という国柄の「光」(ひ)の本にある「光」とは一体何であるのかということを総点検し、新生日本のビジョンとして、同時に新生地球のビジョンとして掲げてゆかなくてはならない。日ノ本の国の実相精神、根本精神の内には、確かに黙示録にある「七つの燈台」に点ずるべき法燈の「光」が隠されているように思う。日ノ本の国の「光」が真実の「光」であり、真実の金剛石の如き理念(イデア)の体系、心と魂の体系、神々と神の体系であることが深いところから普遍的に洞察されてゆけば、全人類は、日ノ本の文化価値を自ずから悟り、讃嘆されるようになるだろう。

 そして、あらゆる誤解と偏見を通り越えて、全人類の希望の法燈を、新時代のビジョンとして確証されるであろう。

 あらゆる面において、すべては善くなってゆくしかないのである。



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