「哲学的コラム」
Japanese Dream Realization

「自他一体の勝利成功の道について」

勝利や成功というものは、勝利や成功したと思える時期が、最も本当には敗北することも失敗することも多い。故に、勝利や成功に酔っている内には何も勝利していないし、何も成功していない。勝利や成功の内にあって覚めていることが、本当の成功や勝利の条件である。その証は、感謝と謙虚さ、そして、より一層の自助努力の精神となって、自ずから現れてゆくものである。 　同時に、敗北や失敗というものは、敗北や失敗したと思える時期が、最も本当には勝利することも成功することも多い。故に、敗北や失敗に打ちひしがれている内には敗北や失敗に執われているともいえるが、それを土台にして、執われを去って、その中から珠玉の如き教訓を学び、大いなる夢と大志を抱いて、新しい勝利と成功のために、積極的で、建設的で、肯定的で、明るい一歩を踏み出すことができたならば、それもまた、勝利や成功の条件であるといえる。 　故に、一見現象的には勝者と敗者が分かれたかのように見えても、それは真実の姿とは限らない。勝者はそこから新しい勝利の道が始まってゆくといえるし、敗者もそこから新しい勝利の道が始まってゆくといえるからである。 　故に、現象の勝敗を超越して、お互いに勝者たることも出来るし、お互いに勝利を悟り、認め合い、讃え合うことによって、本当の大調和が生まれてゆくのである。その意味において、常に自他一体の愛と智慧と光明の自覚を忘れてはならない。すべてはよくなってゆくしかないのである。人生において、悟りの積み重ねと本当の勝利と成功ということにおいて、発展し、善転してゆくしかないのである。

　

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